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相手の「主体性」を引き出す方法①

こんにちは!

ブログの投稿を見たという
高校2年生の息子を持つお母様から相談をいただきました。

「高校生になり、息子が全く勉強しなくなり悩んでいます。息子の主体性を引き出すにはどうすれば良いと思いますか?」

今回は、私が考える
「主体性」の引き出し方についてお伝えします。


主体性について考えるときも
私は「アイスバーグ理論」をベースに考えています。

アイスバーグ理論について詳しくはこちら
「教える」ときに1番大切にしていること①

このアイスバーグの根幹となっているのは
1番下の「在り方」です。

でも、在り方というとちょっと抽象的な感じですよね?

なので、私は「在り方」は
3つの要素から成り立つと考えています。

1 固定観念
2 イメージ
3 自己評価

主体性を引き出すとは、
この3つの要素をマイナスの状態からプラスに持っていくこと
がポイントになります。


分かりやすくイメージしてもらうために
勉強にやる気が出ず
受け身で取り組んできる
高校生を例に考えてみましよう。

彼らはなぜ自分から勉強しないのでしょうか?

先ほどの3つの要素から考えてみます。

「勉強なんてしても意味がない」
という固定観念。

「以前、勉強を頑張ったけど、結果が出なかった」
という過去の失敗のイメージ

「どうせ自分は勉強しても点数は伸びない」
という自己評価。

このように、3つの要素が「マイナス」に向いていると
人はヤル気を起こすことができず
受け身の姿勢になります。

ちなみに、何千人もの中高生の学習指導をしてきて
痛感するのが

この受け身の「在り方」では
単純に勉強量を増やしても
なかなか成績は伸びないことです。

ケアレスミスも多いですし
暗記しても定着しないですし
同じパターンの間違いも繰り返します。

これは、現場のスタッフやアルバイトの
指導などでも同じことが言えると思います。


主体性を引き出すためには
このマイナスの状況を
プラスにひっくり返すサポートをすることです。

「勉強なんてしても意味がない」
という固定観念を打ち壊し

頑張れば成果が出るという
プラスのイメージに書き換えて

「自分は結果を出せる人間だ」
という自己評価に変えてあげれば


人は主体的に物事に取り組めるようになります。

と、理論的にはこんな感じなのですが、

相手の在り方にプラスの影響を与えるために
実際にどのようなアプローチをすれば良いのか?

「実践」が大切になりますよね!

ちょっとここまで長くなったので
実践編は次回!
→ 相手の主体性を引き出す方法②


このブログは、

教育の仕事は、自分が成長すればするほど
縁あった相手の成長の感動を共有できる最高の仕事。

という僕の信念を基に掲載しています。

今日もどこかで頑張る「教育者」「リーダー」の
後押しになること願っています!

いつもシェアありがとうございます!