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「教える」ときに1番大切にしていること①

こんにちは!先日の高校生向けの講演終了後、
担当の先生から質問をいただきました。

「小峠さんが、何かを教える時に一番大切にしていることは何ですか?」

実は、講師としてデビューした20代の時
「どう教えたら人を伸ばすことができるのか?」
悩んだ経験がありました。

しかし、たった一つの「思考法」を学ぶことで

生徒の成績を伸ばすことができず
生徒と信頼関係すら築けない
ダメダメの講師だった
私が大きく飛躍することに
繋がりました。

質問の答えとして、その考え方を
本日は、シェアしたいなと思います。


結論からお伝えをすると

【成長の原理原則に従い、
 相手のアイスバーグを大きくするサポートをすること】

私が人に何かを教えて、
相手の成長をサポートし、成果を上げるために
1番大切にしていることです。

しかし、いきなりそう言われても

成長の原理原則??

アイスバーグ??

という感じですよね。笑

なので、まずは成長の原理原則となる

「アイスバーグ理論」についてお伝えします!

ちなみに、私はこの理論を意識して
英語の指導をするようになってから

中学生から社会人まで
結果が出るまでの時間差こそあれ
出会った方、全員の英語の成績UPを

実現することができました。

勉強だけでなく、スポーツ指導、
部下やアルバイトスタッフの
成果を上げるためにも使えると思います!


アイスバーグ理論は「成長マインドセット」
という本の中で提言されてる
成長の原理原則となる考え方です。参考文献 (参照:Amazon 成長マインドセット

上の図のように

ものごとの成果や結果というのは、
氷山の一角のように
見えているごく一部にすぎません。

その水面下には、
目に見えない3層の要因が存在しています。

一般的に重視されがちな
「スキル・知識」だけでなく、
その下層には「ふるまい・習慣・行動」
さらにその下には
「在り方」が存在するのです。

また、このアイスバーグ理論には
「大きさ」という概念があります。

本書では、
草野球選手とプロ野球選手の
アイスバーグの大きさの違いが
具体例として上がっています。

例えば、草野球選手の在り方は
おそらく野球を楽しむことでしょう。

そうなると、トレーニングの習慣も
月に1回くらい?
下手したら、練習せずに試合に
出るだけの人もいるはず。

当然、その習慣ではスキルは
そんなに磨かれない。

その結果、アイスバーグは
それほど大きくはなりません。
(もちろん、草野球選手の場合は、楽しむことが目的なので、
 それが悪いということでは一切ありません)

しかし、これがプロ野球選手になると
当然ですが、結果を出すために
「プロとしての在り方」
が求められます。

それこそ、365日
野球に向き合うことが求められ、
日々のトレーニングの習慣も
一般人には想像を絶するものになります。

だからこそ、プロとしてのスキルや
知識を身に付けることができて

普通では信じられないような
大きな成果を上げることができる。

結果的に、アイスバーグ全体が
ドンドン大きく成長して
草野球選手の比ではなくなります。

こう考えると、
より大きな成果を上げるために
必要なこととは

目に見えない部分の
「スキル」「習慣」「在り方」を
バランスよく大きくしていくこと


だと言えます。

これが、成長の原理原則となる「アイスバーグ理論」
の考え方です。

実は、私はこの理論と出会ったのは
20代の時に個別塾で教室長をしていた時です。

同僚のカリスマ塾講師に教えてもらいました。

ちょっと長くなったので
僕が飛躍するきっかけになった体験は
次回お伝えします!!
「教える」ときに1番大切にしていること②


このブログは、

教育の仕事は、自分が成長すればするほど
縁があった相手の成長の感動を共有できる最高の仕事。


という僕の信念を基に執筆しています!

今日もどこかで頑張る「教育者」の
後押しになること願っています!




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