前回の記事では、令和の時代に起きている「人材の二極化」の背景について詳しく解説をしました。
今回は、さらに様々な角度からその点を掘り下げていきます。
自分で自分を厳しく律しないといけない・・酷な時代になった(イチロー)

以下の内容は、イチローさんが高校に指導に赴いた際に、練習の後に高校球児に伝えた言葉からの抜粋です。
「今の時代、指導する側が厳しくできなくなって。何年くらいなるかな。僕が初めて高校野球の指導にいったのが2020年の秋、智弁和歌山だね。このとき既に智弁の中谷監督もそんなこと言ってた。なかなか難しい、厳しくするのはと。
これは酷なことなのよ。高校生たちに自分たちに厳しくして自分たちでうまくなれって、酷なことなんだけど、でも今そうなっちゃっているからね。(中略)
でも自分たちで厳しくするしかないんですよ。ある時代まではね、遊んでいても勝手に監督・コーチが厳しいから全然できないやつがあるところまでは上がってこられた。やんなきゃしょうがなくなるからね。
でも、今は全然できない子は上げてもらえないから。上がってこられなくなっちゃう。それ自分でやらなきゃ。なかなかこれは大変」
と様変わりした現代では、選手がより自身を律することが求められる過酷さを指摘した。
プライベート時間の使い方次第で成長格差が広がる

新入社員の意識調査結果を分析すると、2014年から2019年にかけて以下のような興味深い傾向が見られます(参考:ALL DIFFERENT「新入社員に関する意識調査」):
1 趣味や家族などプライベート時間を大事にしたい新人・若手社員が増加
2 「キャリア志向なし、楽しく働きたい」「今後決めていきたい」が増加傾向
3 時間の使い方に対する意識が「自己投資」から「プライベート寄り」へと変化
このデータを見て興味深く感じたのは、自己投資優先とプライベート優先の比率の変化です。
プライベート優先
2014年 4.5%→ 2019年 11.9%
自己投資優先
2014年 16.4%→ 2019年 11.7%
2014年から、両者の差はドンドンと縮まり、2019年にはほぼ同じ割合になりました。
この現象こそ、まさに二極化時代を象徴する結果といえます。
もちろん、不健全な長時間労働や搾取的な労働環境は決して推奨されるものではありません。ワークライフバランスの重要性は広く認識されています。
しかし、新入社員の段階での時間の使い方や優先順位が、10年後のキャリアや成長に大きな影響を与えることは否定できません。
資産運用と同じく、自分のキャリアにおける「学びの複利効果」は非常に強力です。
それでは、この二極化時代の波を軽やかに乗りこなしていくために必要なことは何になるのでしょうか?
ーー続くーー
このブログは、
AI時代を生き抜く「自立型人材」を育成する
という私の信念を基に掲載しています。
一人でも多くの人が人間関係や自己実現の悩みが解消されることを願っています!