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【願望実現③】「大人の夢」をデザインしよう!

前回は、20歳では知りたい「本当の夢の叶え方」の第2弾をお伝えしました。

身近な成功者や、幸せに生きている大人は、「大人の夢」を叶えている事をお伝えしました。それでは、子供の夢と大人の夢の違いは何なのか?ポイントを2つに分けてお伝えします。


図にまとめるとこのようになります。こちらを詳しく解説していきます。

1、大人の夢のキーワードは「どうなりたい?」

「何になりたい」を目指す子供の夢に対して、大人の夢のキーワードは「どうなりたい」です。

「何になりたい」と「どうなりたい」では、実現のためのハードルに雲泥の差があります。

例えば、「プロ野球選手になる」ハードルの高さは言うまでもありません。また、どんなに遅くても20代半ばまでにしか叶わない夢です。

しかし、自分の大好きな野球と携わる仕事がしたい。となると可能性が一気に広がりませんか?

人に教える才能と掛け合わせれば野球の指導者の道に進むことができる。
身体の勉強をして、プロ野球のトレーナーになることもできる。
メンタルの知識を学んで、野球専門のメンタルトレーナーにもなれる。
手先が器用なら、バットやグローブを作る職人の道もある。
死ぬ気で勉強すれば、メジャーのスポーツ代理人になって大金を動かすこともできる。
死ぬ気で勉強して、プロ野球球団経営のトップを目指すこともできる

そうなんです!大人の夢の叶え方は、一人ひとり無限に広がります。

自分の器や才能にあった自分だけの椅子を見つけ出すゲームみたいなものです。さらに言うなら、自分の人生の経験をフル活用すれば、新たな椅子を産み出すこともできます。

「何になりたい」から「どうなりたい」

このように思考を変えることで、大人の夢が見つかります。

また、大人の夢は微調整しながら一生追いかけられるというメリットもあります。


2、大人の夢の最大のポイントは「他者貢献」

大人の夢がなぜ叶いやすいのか?それは、大人の夢には「他者貢献」が含まれるからです。

「自分のために」が視点の中心であった子供の夢から、「誰かのために」という他者貢献の視点を追加することが大人の夢の最大のポイントになります。

先ほどの例でも、「好きな野球に関わりたい」は視点が自分です。そこに、他者貢献の視点がつけ加わることで大人の夢に拡大します。

目の前の選手の身体を本気で治療しようとする想いが加われば、プロ野球選手のトレーナーになれます。

目の前の選手にあった最高の道具を作りたいという強い想いが加われば、一流のバット職人の道が開けるのです。

自分の好きなことにプラスして、どんなスキルを身につければ、他者貢献できるのか?それを考えることが大人の夢の最大のポイントになります。

そして、「他者貢献」の視点が入るだけで、夢の叶えやすさが段違いに変わります。

1.持続的なモチベーション

大人の夢に「他者貢献」の要素が含まれると、その夢の実現に向けた努力が単なる自己満足ではなく、社会的な意義を持つものとなります。これにより、長期的かつ持続的なモチベーションが生まれます。人は、自分のためだけでなく、誰かのために頑張れる生き物なのです。

2. 周囲のサポートを得やすい

「他者貢献」を含む夢は、周囲の人々の共感を得やすく、結果としてサポートも受けやすくなります。多くの人は、自分以外の誰かのために頑張る人を応援したいと思うものです。

3、人脈(ネットワーク)の拡大

「他者貢献」を目指す活動は、同じ志を持つ人々との出会いの機会を増やします。このネットワークは、夢の実現に必要な情報や機会をもたらす重要な資源となります。どうすれば夢が叶うか?と言う「手段」が自然と具体的になるのです。

大人の夢は自分らしい形で必ず叶いますが、やはり実現のためには、最低でも5年以上の長期的な戦略が必要になります。だからこそ、20代前半では、大人の夢の骨格を作る時期にして欲しいのです。


子供の夢は人生に必要ないのか?

今までの話の流れだと、

「それでは、子供の時に夢を持つ必要ないのでは?」

と思われた方もいるかもしれません。

結論としては、子供の夢も非常に大切です。なぜなら、子供の夢の力によって「夢中になる」感覚を掴むことができるから。

次回は、この願望実現シリーズのラストとして、「子供の夢」を最大限活かす方法についてお伝えします。

ーー続くーー


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AI時代を生き抜く「自立型人材」を育成する
という私の信念を基に掲載しています。

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