前回は、20歳では知りたい「本当の夢の叶え方」の第一弾をお伝えしました。
夢には、「子供の夢」と「大人の夢」があること。そして、ほとんどの人にとって子供の夢は叶わないことをお伝えしました。
しかし、問題の本質は、「子供の夢」が叶わないことではありません!
というか、子供の夢なんて叶わなくても人生何も問題ないのです!むしろ叶わない方が、自分でも想定外の大人の夢が叶って、長期的に楽しい人生になったりします!
本質は、「子供の夢」の挫折により、何事にも夢中になれなくなってしまうことにあります。
「子供の夢」が抱える人生のリスクとは?
スポーツでも勉強でも芸術や芸能活動でも、
「全力で頑張ったのに目標が達成できなかった」
そのような経験の1つや2つくらい誰しもがあるのではないでしょうか?
好きで始めた野球で、頑張って練習をしても3年間レギュラーになれなかった。
地元では有名だったが、全国の舞台で真の天才と出会い、プロになれなかった。
アイドルになりたくて、歌もダンスも必死で努力したのに、オーディションに通らない。
必死で勉強したのにお医者さんや官僚になれなかった。
頑張って勉強しているのに、なぜか成績が悪い。
このような「子供の夢」を抱いてはあきらめる、実現できないということを繰り返すうちに「夢を持っては諦める」という自分へのトラウマが出来上がります。
特に、努力した、頑張ったのに報われない経験はトラウマになりやすい。
そんな過去の苦い記憶が蓄積されて、
「夢なんて抱いてもろくなことがない」という思い込みの壁
を作ります。
また、「才能」とはスピードなので小さい頃の方が顕著に現れます。(いつか才能論についても詳しく書きます)
練習しなくても走るのが早い子もいれば、ちょっと練習すればピアノを弾ける子もいる。少し勉強すれば、テストで100点を取れてしまう子もいる。
自分よりも練習していない同級生が、ものすごいホームランを打つ。そんな才能溢れる「早熟」の凄さを目の当たりにして、人はこう思ってしまうのです。
「努力なんてしても無駄じゃん。結局才能やんか。」と。。
「努力しても目標達成できない」経験を繰り返すことで、努力することへの無力感を抱えます。
夢を持つことへの嫌悪感が生まれた結果、工夫とメンタルで実現可能な「大人の夢」を抱くことを拒否してしまい、大人になって希望がなくなってしまいます。
身近な成功者は「子供の夢」の挫折を乗り越え「大人の夢」を叶えている
「成功者」の人たちが言う「諦めなければ夢は叶う」
の本当の意味は、
諦めなければ、「大人の夢」は必ず叶う!
と言うことだと私は解釈しておりあます。
大谷翔平さんのようなテレビを賑わす、「子供の夢」を実現させた奇跡の存在ではなく、
再現性のある身近な成功者は、必ず20代までに、「子供の夢」の呪縛を乗り越え、「大人の夢」をデザインしています。
例えば、
「仲間が集まる自分の居酒屋の大将になる」
「野球部の監督になって甲子園に出る」
「30歳までに結婚をして、地元にマイホームを建てる」
「美容師として独立をして、自分の店を持つ」
と言うような具体的な夢もあれば、
「とにかく年収1000万円以上稼ぎたい」
「営業成績NO1になる」
「今の会社で取締役になる」
「フリーランスになって好きなように働いて生活する」
みたいな、一見自分本位に見えるものでもOKです!
この夢シリーズのタイトルを、20歳では知りたい「本当の夢の叶え方」にしたのも、
20代でそのことに気づき、積極的な心構えを持つ事ができれば、10年後自分でもビックリするくらいワクワクする人生が展開されます。
「大人の夢」が見つかれば、
・毎日の仕事が作業ではなく、夢を実現するための場所に変わります
・受け身の娯楽だけではない、真の人生の楽しみが見つかります
・同じく「大人の夢」を追いかけている仲間が見つかります
・社会人としての「市場価値」が高まり、人生の選択肢が大幅に増えます
・大人の夢がない人の何倍ものお金が勝手に稼げるようになります
・今流行りのFIREなど、自分の本当に望む人生を手に入れる事ができます
そして、何歳になってもイキイキしている大人は、
子供の夢を叶える事ができなかった、天才ではない無力で無様な自分を受け入れて、目の前の課題に本気で取り組み、「大人の夢」を追いかけ続けた人なのです。
それでは、「大人の夢」と「子供の夢」はどのように違うのか?
次回は、この「大人の夢」について深掘りしていきます。
ーー続くーー
このブログは、
AI時代を生き抜く「自立型人材」を育成する
という私の信念を基に掲載しています。
一人でも多くの人が人間関係や自己実現の悩みが解消されることを願っています!