前回の投稿では、なぜ今の時代、毒勉の罠にハマりやすいか?について
1つ目の理由をお伝えをしました。
本日は、2つ目の理由をお伝えしていきます。
【2 追い討ちをかける「娯楽」のクオリティーの爆発的向上】
娯楽のクオリティーの爆発的向上も、毒勉と大いに関連があります。
一言で言うなら
娯楽の楽しさ>>>>>勉強
という風に、差が以前にも増して拡大してしまっているのです。
質の高いスマホゲーム
好みのYoutubeの視聴
アニメも映画もドラマも見放題。
無料で読める漫画
SNSをボーッと眺める
私が子供の頃とは比較にならないほどの、クオリティーの高い娯楽に溢れています。
さらに恐ろしいことは、
スマホ一つあれば、そのような娯楽が
「いつでも」
「どこでも」
「無料」で、プレイできることです。
まだ、私が小学生だった2,30年前は、娯楽にはめんどくさい「手間」がありました。
例えば、ゲームしようかなと思っても、
まずテレビが必要。
64などのゲーム機との接続が必要。
友達と遊ぶなら、リアルで会う必要。
また、ちょっとYahooで検索しようと思っても、パソコンの立ち上げから、ネットの接続まで時間がかかる。
このような、楽しむまでのめんどくさい「手間」がありました。
今から思うと、それだけの手間があることで、ゲーム依存から自分を守ってくれていたのかもしれません。
しかし、今の時代は恐ろしいことに、スマホを開いて一瞬で、何の手間もなく娯楽を開始することができます。
そんな娯楽に溢れた時代で、目的もなく無理やり勉強をさせることは、かなり厳しくなっています。
ちなみに、ステーブジョブス、ビルゲイツのようなIT業界の大物達は、自分の子供に対してスマホの制限をかけていたと言うのは、有名な話です。
参考記事
「子供のスクリーンタイムを厳しく制限している」スティーブ・ジョブズ、ビル・ゲイツ…IT業界の大物が子どものデジタル機器使用を制限するワケ
https://bunshun.jp/articles/-/67706?page=2
スマホ依存と毒勉には相関関係があると、私は現場の経験から確信するようになりました。
つまり、スマホ依存になればなるほど、毒勉の症状も悪化していくのです。
爆発的に飛躍している娯楽のクオリティーとどう向き合っていくのか?
これからの教育が向き合わないといけないところだと感じます。
ここまで、5回に分けて、毒勉の恐ろしさについてお伝えしてきました。
まとめると
・勉強をする(させる)ことでエネルギーが低下する
・ 持っている潜在能力が発揮できなくなる
・そんな勉強する(させる)ことを毒勉と呼ぶ
・毒勉の罠にハマってしまうと、生きる力が弱まる
・大学受験の時に、八方塞がりのような状況になる
・中高大一貫校に通っても、卒業できない
・令和の時代、誰もが毒勉の罠にハマってしまう恐れがある
何よりも大切になるのは、「毒勉」の状態に落ち込む前に先手を打つことです!
「毒勉」の状態になってから、本気で勉強に取り組むのは相当難しいので。
なので、ここからは、対策編!!
【毒勉】の罠にハマらないためにどうすれば良いか?
を具体的にお伝えしていきます!!
ーー続くーー
このブログは、
AI時代を生き抜く「自立型人材」を育成する
という私の信念を基に掲載しています。
今日もどこかで頑張る「誰か」の
後押しになること願っています!