STEP4 過剰な自己防衛に気付くサイン「恐怖の4DM」
マイナスの自動思考により、自己防衛システムが発動する。これらは、すべて自分でも気づかないくらい無意識レベルでの習慣になります。
過剰な自己防衛システムが働いていないかどうか?それチェックするための「恐怖の4DM」という口癖があります。
新たな状況に直面したときに、自動的にマイナスの解釈や予測を生み出します。その結果、恐怖の4DMと言う、恐ろしい口癖を生み出します。
その口癖とは、「でも」「だって」「どうせ」「できない」「無理」です!

例えば、就活に向けてTOEICでも頑張ってみたら?とアドバイスされても、マイナスの自動思考が反応してしまうと、
「でも、TOEICのスコア上げたところで、私面接苦手やから、結局無理やと思う」
「だって、私中学校の時から英語苦手やから」
「どうせ、頑張っても私なんかスコア上がるわけないもん」
「TOEICできないよ。私アホやし」
「無理無理!私なんて頑張っても結果でない人間やから」
このように、マイナスの自動思考からの、自己防衛システムの発動は、恐怖の4DMに繋がります。
この恐怖の4DMが発動した状態では、どんなに素晴らしい教育環境や、教育システム、素晴らしい先生の授業を提供しても、水の泡になります。
私も教育の現場で幾度となく経験しましたが、恐怖の4DMが当たり前のように発動した状態で、目標達成は100%不可能です。
ここまでくると、他責思考だけでなく、他者攻撃にも繋がっていきます。