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【ヤル気倍増①】社員教育に「大人の夢」を取り入れよう

組織のメンバー1人1人が大人の夢を持てば、生産性も売上もUPする

願望実現の戦略として、以前、「子供の夢」を「大人の夢」に変換することの大切さをお伝えしました。

結論として、「大人の夢」は、正しい心を持つことができれば、誰でも実現可能であることをお伝えしたのですが、

この大人の夢を持つことは、個人の願望実現だけでなく、組織の生産性UPと、売上UPにも非常に重要な役割を果たします。

だからこそ、大人の夢についてが考える時間を社員教育の一環として導入してもらたいと考えています。

本日は、大人の夢がなぜ組織の生産性を上げるのかについて考察していきます。


大人の夢があれば【自分目標】を仕事で掲げることができる

大人の夢を抱くことができると、そこから逆算して「自分目標」が見つかります。この自分目標こそが仕事のパフォーマンスを向上させます。

例えば、新卒としてホテル業界に勤めるAさん。

「英語を自由自在に操って、世界中に友人を作りたい」という大人の夢を持っている。

そうすると、「ビジネスを通じて英語力を伸ばす」と言う自分目標を掲げることができます。

外国人を接客することが、自分を磨いて大人の夢を叶えることに繋がりますから、上司から指示されなくても自発的に動けるようになります。

また、海外からくるVIPを担当したいという欲や、海外研修に出て自分を磨きたいという欲も自然と生まれるはずなので、気づけば一流のホテルマンとしてのスキルをドンドン身につけるはずです。

結果的に、組織の生産性UPとブランド力向上の一助になりますし、Aさん自身の市場価値も上がるので将来的な選択肢が一気に増えます。

お互いにとってWIN WINの関係です。

逆に大人の夢がなく社会人生活が始まると、毎日なんとなく仕事に行って、なんとなく遊んで、なんとなく日々が過ぎてしまいます。

そのような受け身に姿勢だと、仕事の覚えも悪くなりますし、仕事の生産性が低いと職場の居心地も悪くなってしまいます。

もちろん、組織からしてもそのような社員さんを雇うことはコスパが悪いですし、本人としても市場価値も上がらないので、将来的な選択肢がドンドン狭まってしまいます。

このように、【自分目標】を掲げずに働くことが、組織にもその本人にもマイナスになってしまいます。

会社から言われる目標ももちろん大切です。しかし、人が本当の意味でモチベーションを持続させるには、【自分目標】が欠かせません。

明確な【自分目標】を掲げるためは、その土台として大人の夢が必要になります。


【自分目標】のない仕事で、人生のネガティブループに陥った私

この「自分目標」がない状態で無気力に働く経験。何を隠そう私自身も経験しています。だからこそ、未来あるあなたには同じ失敗をしてほしくないと言う思いで、この内容を執筆しています。

学生時代のアルバイトがまさにその状態でした。

恥ずかしい話ですが、私は学生時代とにかくバイトが続かなかったんですね。様々な飲食業、コンビニ、テレアポ、デスクワークまであらゆるバイトを経験しましたが、いつも3ヶ月で辞めるかクビになっていました。

今から思うと、バイトを通じて「自分を磨く」という発想が1ミリもなく、どれだけ楽をして、時間を潰して、ただお金をもらうことだけが働くことだと本気で思っていました。

例えば、店長と揉めて3ヶ月でクビになったコンビニのバイト。

完全にやる気がなく、利他の心もゼロだったので、目の前にゴミが落ちていても放置する。商品補充も言われないとやらないし、死んだような目で接客する。

そうなると、お客様からは嫌味を言われるし、年下の同僚の女子高生には仕事ができないレッテルを貼られて軽蔑される。店長にもいつも小言を言われていました。今振り返っても、バイトとはいえその状態は地獄で、バイトの前はいつも憂鬱な気持ちです。

ただその時やる気がないだけなら良いのですが、そういう状況が繰り返されると、メンタル的に負の遺産が残ります。

「仕事は、退屈でつまらないものである」
「仕事は、どれだけ楽をしてお金をもらうかを競うゲームである」
「仕事は、早く時間が過ぎろと念じながら耐えるものである」
「仕事で出会う人は、自分のことばかり責める嫌な人である」
「自分は、仕事で誰からも認められない無能な存在だ」

仕事に対して、ネガティブなイメージがドンドン増幅されてしまうのです。

このような「マイナスのデータ」が蓄積されてしまうと、自動思考の罠と言われる状態に人は陥ってしまいます。

「仕事」と脳に入力されるだけで、「ツマラナイ」「地獄」と脳が自動で連想する癖がついてしまいます。その結果、職種や環境を変えても、その脳のプログラムを変えない限りは、ネガティブループが終わりをつけることがありません。


大人の夢からの自分目標を抱くことで、仕事への取り組みが180度変わった

そのような、マイナスのデータが蓄積された結果、私は講演会でお伝えしているような人生のどん底を経験することになってしまいます。

そんな私の人生が大きく変わり、毎日が充実して、社会人として結果を残せるようになったのも、大人の夢を描き、自分目標を達成することだけにまずは集中し始めたからです。

次回は、その辺りのことを詳しく記載していきます。

ーー続くーー


このブログは、

AI時代を生き抜く「自立型人材」を育成する
という私の信念を基に掲載しています。

一人でも多くの人が人間関係や自己実現の悩みが解消されることを願っています!

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