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【願望実現④】子供の夢はなぜ大切なのか?

前回は、願望実現③と言うことで、「大人の夢」をデザインしようというテーマでお伝えしました。

このシリーズでは、「子供の夢」が叶わないことを気にせずに、「大人の夢」を創造して、叶えよう。と言うことを一貫してお伝えしています。

それでは、子供の夢を持つことは意味ないのでしょうか?もちろん、そんなことはありません。10代、20代と言う取り返せない時間を最高のものにするためにも、子供の夢が持つ素晴らしいパワーを最大限活かしましょう。


本気で「子供の夢」を追いかけた日々があなたの財産になる

子供の夢を追いかけることが意味がないのか?決してそんなことはありません。子供の夢を職業にするのは難しい。でも、その挑戦の日々の中でかけがえのない経験を得ているはずです。

子供の夢には、「人を夢中にさせる力」があります。

そして、この「夢中」と言うキーワードこそ、大人の夢を叶える上でも非常に大切になります。どの分野でも成功者と言われる人は、夢中になる力がとても高いのです。

この夢中になれる感覚を掴むために、子供の夢を追いかける日々はとても大切です。

10代の時に、受験でもスポーツでも良いので、何か1つのことに夢中になって打ち込んだ経験がある人は、充実したキャリアを歩める傾向があります。

だからこそ、私は10代のうちはとにかく、勉強でもスポーツでもアートでも何でも良いので、1つ夢中になれるものを見つようと学生講演会で必ず伝えています。

正直、目先の偏差値どうこうよりも、学歴よりもこの夢中になれる力があるかどうかの方が、これからの令和の時代は大切です。

「子供の夢」を持つ
   ↓
ワクワクする目標を掲げる
   ↓
夢中で何かに取り組む
   ↓
自分が成長することを楽しむ
   ↓
毎日が充実してイキイキする
   ↓
有形・無形のスキルが身につく

子供の夢は叶うかどうかが一番大切なのではなく、この10代のポジティブループを回すためのエンジンとして利用することが大切です。

結果的に、子供の夢を叶えることに本気になった人は、有形、無形のスキルが身についています。

例えば、本気で野球に打ち込んむことで、

有形のスキル
→ 身体が鍛えられることで、体力がつく
→ チームスポーツをすることでのコミュニケーション能力
→ チームや組織をまとめるリーダーシップ

無形のスキル
→ キツイ練習を乗り越えることで、根性が磨かれる
→ 自己ベストを更新することで自己効力感が高まる
→ みんなで一つのことを成し遂げる達成感が得られる

このような「スキル」をたくさん人生の早いうちからストックしておくと、仮に「子供の夢」が叶わなくても、「大人の夢」の実現のスピードが上がり、スケールが大きくなります。

だからこそ、10代のうちは「子供の夢」を全力で追いかけて欲しいのです!


「楽しむ」と「ふざける」は全然違う

「子供の夢」が大切な理由がもう一つあります。それが、「楽しむ」と言う感覚を掴めることです。

令和の時代になり、「好きなことをする」や「ワクワク感」「楽しむ」ことで結果が出ることが証明されてきました。

私も以前、そのことについて「子育て」をテーマにブログに書きました。

しかし、ここには1点だけ落とし穴があります。「楽しむ」と「ふざける」を混同してしまうことです。

成長する組織と個人は、目の前の仕事や課題を「楽しむ」習慣があります。

後退する組織と個人は、目の前の仕事や課題を「ふざける」習慣があります。

「楽しむ」習慣は
→ 目的意識を高めます
→ 生産性を高めます
→ 創造性を高めます
→ 集中力を高めます
→ チームワークが高まります

「ふざける」習慣は
→ 目的はありません
→ 生産性が低下します
→ 受け身の姿勢になります
→ 集中力が低下します
→ 組織の規律を乱し、足を引っ張ります

この現象は、様々な地域や学校に講演会に行くと痛烈に感じます。

偏差値に関係なく、部活や行事ごと、勉強にも「楽しむ」文化が醸成されている高校では、もう講演会の最初から、逆転メンタルという内容に興味を持ってくれて、前のめりの姿勢です。目の輝きや姿勢が違うので、その雰囲気に引っ張られて、全体の雰囲気がドンドン良くなります。

逆に、男子校に多いのですが「ふざける」文化が蔓延している高校では、講演会の最初を相当丁寧に寄り添いながら進めないと、途中で空中分解してしまいます。

途中で奇声をあげたり、関係ないところで騒いだり、近くの子にちょっかいを出したりなど、「ふざける」文化の中では、全体の雰囲気を良くすることはとても難しい。

かく言う私も、立派なキャリアではなく、生まれつきの障害の影響で10代の頃は「子供の夢」を追いかけることができず、「ふざける」生き方をしていました。

なので、ふざけることで興味を惹きたい、目立ちたいという欲求は理解できるのですが、ふざけるばかりで、目の前のことや自分の課題から逃げてばかりでは、人生1ミリも良くなりませんでした。

人は「子供の夢」がないとどうしても、頑張る目的がないのでふざける方向に走ってしまいます。

逆に、子供の夢を持っていれば、日々の生活を「楽しむ」ことができます。

だからこそ、何か1つで良いので、10代、20代では「夢中になって、上手くなりたいもの」を見つけて欲しい!それこそが、自分を変える第一歩になります。


今回は、「願望実現」をテーマに、夢は叶うのか?と言うことを深掘りしてきました。

結論としては、大人の夢は諦めければ、絶対にあなたらしい形で叶います。

20代前半で、今までの自分の経験を棚卸して、10年後の自分が「どうなりたいか?」を本気でイメージしてみてください。10年後、今の自分からは想像できないほどのダイナミックな人生が展開されていますよ。


このブログは、

AI時代を生き抜く「自立型人材」を育成する
という私の信念を基に掲載しています。

一人でも多くの人が人間関係や自己実現の悩みが解消されることを願っています!

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